だん おにろく を よまんとす

ということで団鬼六先生の随筆「牡丹」を読み終わりました。

楽しみに少しずつ読んでいこうと思っていたのですが、あれよあれよという間にページが進んで行き気がつけばあとがきの町田康さんの文章へ・・・・。
背表紙にちょっとだけ内容が書いてあり、「ばくち打ち達の人生とは」みたいな感じだったので何も考えずに買ったのですが、これがまた将棋オンリーの内容!!!大山先生から羽生さんから最後らへんは行方さんやら先崎先生のなまえがズラリ!
しかも団先生もアマ四段の腕前で将棋の内容やら奨励会やら、はたまた若き日の将棋にまつわる思い出話や相撲取りの話まで(もちろん将棋つながり)!
将棋愛にあふれた1冊となっておりました。
しかもよくよく読んでみるとエッセイ第2弾ではないですか!この前に「果たし合い」という本もあるのです。あーうれしい。
将棋とアウトサイダーの人生を垣間見たい人には是非!って感じですね。


しかし・・・・・・その昔、羽生さんと行方さんは竜王挑戦者決定戦で戦っていたのですね・・・・。しらなんだ。