3がつ の らいおん

3月のライオンの最新刊が出ましたねー。やーおもしろかった。

主人公の桐山零(きりやま れい)が新人王になったのですが、なんかやたら登場人物の棋士が増えてきて読み応えがありました!
このマンガは心底悪い人が出てこないのでいつどんな時でも安心して読めますねぇ。あ、女子中学生にはイラッときますがそれはこの先の話がまだなんとも分からないのでノーコメントです。
将棋マンガですが描いてるのが女の人だからか将棋を知らなくても全然読めますし、監修は先崎学さんなので棋譜やら盤面もシッカリしててその上コラムまであるという何といううち得マンガ!!!って感じです。先ちゃん大好きです。

もちろんかわいい女の子も出てきますよー。


しかし唯一の難点が主人公の桐山くんがメガネの美形キャラなのですが、郷田真隆九段にしか見えないというとこですかね・・・。
主人公の親友の二階堂くんなんかは完全に村山聖さんをモデルにしていてこの先が少し不安です。


主人公は史上5人目の中学生プロ棋士。棋風はオールラウンダー!しかも新人王でいまだ成長中!これからの話がとても楽しみです。


と、マンガの事ばっかりでも何ですので現実世界の中学生プロ棋士でも紹介しておきましょう。
まずは「神武以来の天才」加藤一二三(かとう ひふみ)九段!!!史上初にして最年少記録をいまだ破られていないと言う生きる伝説!

そして二人目は「光速の寄せ谷川浩司(たにがわ こうじ)九段!!!二人目にして史上初の中学二年生棋士!(ただし、加藤さんは1月で谷川さんは4月生まれなので最年少記録保持者は加藤さん。)
この人の解説はとても分かりやすく、物腰も柔らかいのでうちみたいなにわか将棋指しでも安心して見れます。

三人目は「史上初の七冠王」羽生善治(はぶ よしはる)九段!!!あまりにも有名なので説明はいらないでしょう。
恐ろしいほど強く、プロ入り25年以上経ったいまでも強さが衰えていないという、まさに現代の将棋の顔です。
3月のライオンの宗谷名人も独特の雰囲気を持った将棋の鬼ですが、じつは羽生さんのほうがタイトルホルダーやら記録が上ってのが凄いですね。マンガにしたら逆に現実味が無くなってしまうほどの人物です。

そして最後に四人目の「魔王」渡辺明(わたなべ あきら)九段!!!羽生さんは今現在六冠の永世を持っているのですが、最後の一つの竜王のタイトルホルダーはこの渡辺明!!2004年に竜王になって以来8期連続防衛を成し遂げており、羽生さんに唯一の煮え湯を飲ませているであろう人物です!
翌年2005年には史上最年少の21歳で九段!!お気づきの通り2012年現在27歳の大型新人!とは言ってもすでに貫禄は中堅!!!かっこいい!


しかも渡辺明さんの奥さんのブログはとても面白いので是非見てください。
「妻の小言。」
http://inaw.exblog.jp/