びあんか・おーばーすたでぃ - つつい やすたか

とうとう買ってしまいましたよ!
筒井康隆先生の最新萌え小説「ビアンカ・オーバースタディ

77歳にして萌えの世界に足を踏み込む筒井先生の懐の深さには感服しますね!!
しかし内容は・・・・・・とても文章で書き表すには躊躇われるので目次を読んで察してください。


ライトノベルは「涼宮ハルヒの憂鬱」くらいしか読んだことがなかったのですが、購入から数時間もかからずに読み終わってしまいました。
なんと言いますか筒井さんは最新の流行とはすでに袂を分かち合ってる事を分かって書いてる分、読者への嫌味有り現在の日本への文句有りとラノベの皮をかぶった筒井小説でした。あとがきにも注釈がありました。
萌えるキャラの定型が1人も居なかったのは少し寂しかったですが、筒井さん独特の文体も相まって最新の筒井さんの本を読めたという読後感がしみじみと嬉しかったです。


まあまとめますと、筒井小説で萌えたい人には「七瀬シリーズ」や「パプリカ」のほうをオススメしますよ、ってことです。おわり。