でぃーぼ と くらふとわーく - てくのぽっぷ
さてさて硬派なテクノは置いといて、日本でテクノブームが起きた70年代のバンドでも紹介します。
ニューウェイブを代表するバンド(日本での知名度的に)だと思うのがご存知DEVOとKRAFTWERKですかね。
見た目からおかしいDEVOの面々。
DEVOは一発屋的な感じで売れましたが近年もサマソニ(フジロックかも)で来日するたびにあの名曲、WHIP IT!を演奏しております。ていうかWHIPIT!とローリングストーンズのカバーのサティスファクション以外はあまり知られてないだけですね。うちも知りません。
Devo - "Whip It"
しかしこのバンドは非常に前衛的というか芸術的観念から活動してまして、初期の活動についてマーク・マザーズボウ(リーダー的な人)は「演奏の仕方、使い方がエスタブリッシュされているもので未来は語れないよ。未来のためには、未来の手段が必要だ。
今のミュージシャンは、たとえばシンセサイザーを使うときも、ギターやドラムを使う時と全く同じように使おうとする。つまり、これまでの楽器の代用または延長としてしか見てないのさ。エレクトロニクスにはエレクトロニクスの言葉があるんだよ。
ピート・タウンゼントはエレクトロニクスをエレクトロニクスとして使った最初でほぼ最後のギター・プレイヤーだが、他のミュージシャンは、エレクトロニクスをいかに人間の言葉におきかえるかのみを追求して来たみたいだ。
Devoはエレクトロニクスを崇拝しているわけでもないしエレクトロニクスがすべてなんて思っている分けじゃないけど、エレクトロニクスをエレクトロニクスの次元で、それ自身の言葉で語らせたら多くの可能性をもっていると思うんだ。これまでの語らいにはなかったコンセプトやアイディアを表現するには、今のところ一番適しているんじゃないかな」と語ったらしいですよ(うぃきぺでぃあより)
んで、お次のクラフトワークはまさにエレクトロニカという言葉通りのカクカクした音の機械的なバンドです。ベストヒットUSAではじめて見たときにド肝を抜かれてしまいました。
見た目からカクカクしたKraftwerkの面々。このアルバムの邦題は人間解体でした。こえぇ!!
曲名もロボットやらマシーンやらPVまでポリゴンとか機械で埋められていて姿勢が徹底してますね!
PVは想像通りなのでライブ映像でもどうぞ。
ライブもこえー。
クラフトワークは来日の際にステージで使うメンバーそっくりのマネキンを持ってきたのが空港の荷物検査で見つかって、あまりに精巧なマネキンを死体と間違われてすごい往生したらしいですよ!(うぃきぺでぃあではありません)